メリークリスマス!!

'Adam and Eve in the Garden of Eden' by Wenzel Peter

クリスマスにちなんで、聖書を題材とする絵画を1枚。ヴェンツェル・ピーター(Peter, Wenzel 1745-1829)画、「Adam and Eve in the Garden of Eden」(部分)

アダムとイブの時代には、人もライオンも馬も羊も犬も鶏も、あらゆる生き物が仲良く寄り添うように暮らしていたんですね。弱肉強食じゃないの?食物連鎖はどうなってるの、って? 聖書にはこう書かれています。

神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。
また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。(創世記1:29-30)

聖書の記述を信じるならば、この当時、全ての動物は草食だったんですね。そんなバカな、という人もいるでしょうが、聖書はさらに、そういう時代が戻ってくることも述べています。

エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、
その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず、
正義をもって貧しい者をさばき、公平をもって国のうちの柔和な者のために定めをなし、その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
正義はその腰の帯となり、忠信はその身の帯となる。
おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、
雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、ししは牛のようにわらを食い、
乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。(イザヤ書11:1-8)

イザヤは、伝承によれば紀元前8世紀の預言者。当時のユダヤの地は、北のイスラエル王国(10部族)、南のユダ王国(2部族)に分裂し、対立状態にありました。さらにそれをアッシリアの武力が狙っています。この緊迫した情勢の中で全イスラエルに向けて発せられたのが、このイザヤによる預言書でした。弱肉強食のない世界の再来。それはまさに、この時代の人達が願った、平和と安定の象徴だったに違いありません。

今、日本ではその真逆の、戦乱と残虐を嗜好する狂気の政治家が政権を占拠しています。彼は社会保障制度を改悪して弱者を虐げ、鳥獣保護制度を改悪して動物の殺戮を奨励し、原発を再稼働させて国土を破壊し、憲法を改悪して戦争を行おうとしています。

そのような狂気の政策が「神の側」にないことは明らかでしょう。神と悪魔の対比で言えば、悪魔の側に属することは明白です。

かつては、泥沼のベトナム戦争ですら、クリスマスには兵士への休息が与えられました。なのに今の日本は、クリスマスにも、政府を占拠する軍国主義者の妄動が止まりません。この国に、恵みと平安が取り戻されますように。

※本稿中の聖書からの引用は、日本の著作権法が定める保護期間50年が満了した聖書(『聖書 口語』日本聖書協会発行・1955年版)を用いています。したがって、現在使われている聖書とは表現が異なる場合があります。)
※本稿はFacebookにも併載しています。
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