市民社会に密着した組織作りで政党を立て直せ!!“同志”各党に贈る提言

私は参院選で、生活、社民、共産、みどりの風、緑の党の5党を推してきた。だが、共産を除き、他の4党は振るわなかった。なぜか。ここでその理由と対策を、ちょっと考えてみたい。関係者の皆様は、無党派の部外者が勝手なことをと憤慨されるだろうが、私だって参院選は、候補者になったつもりで有権者との対話を重ね、反自民の陣地を広げてきた。選挙を共に戦ってきた同士として、少しは発言させてもらいたいのだ。

【1】地域生活に密着した“党の顏”の必要性

これが、共産党躍進の底力となっている。共産党は、支部こそが党の主役と言っても過言ではない。どこの街にも支部があり、市民生活に溶け込んでいる。党支部は市(区)町村議(あるいはその予定候補)と連携しながら、住民の困りごとの受付所としての機能も果たしている。共産党は、地域生活に密着した“党の顏”を持っているのだ。

これに対して、設立したての党、しかもそれが議員(候補者)中心の党組織では、議員(候補者)個人の知名度だけが勝負になってしまう。そこに持ってきて、権力に支配されたマスコミによる「泡沫」扱いが重なれば、有権者の注目なんか、簡単に離れてしまう。

議員中心の政党は弱い。主権在民の日本。政党の組織も一般市民が主役でなければ、持続性が得られない。浮動票的な“支持者”ではなく、同志愛でつながる「仲間」「党員」を増やし、その人たちに地域生活に密着した支部を作ってもらうこと。これが党の足腰となっていく党建設が望まれる。

【2】地域活動・市民活動・社会活動の中から候補者を見いだしていく選挙戦略

山本太郎当選の力になったものは何だろう。芸能人としての知名度か。いや、違う。3.11以降、コツコツと積み重ねてきた一市民としての活動が、大きな共感を呼んだのだ。

私も昨年暮れの衆院選で、彼の無謀とも思える立候補に共感し、選挙区は違うが私も候補者になったつもりで頑張ってみようと、一人からどれだけ「脱原発票」が広げられるかに挑戦した。もちろん今回の参院選も同じくだ。

“仲間”が出馬すれば、誰だってそう動くのだ。そういう、「政治家になる前から“仲間”に支えられている人」を候補者にして戦っていく選挙が出来れば、勝敗は大きく変わっていたはずだ。

各党とも、党独自の人材や公募にこだわらず、

  • 地域の様々な活動や、
  • 脱原発、反TPP、反戦反改憲、福祉、自然保護、農民活動、動物愛護などの各領域

で大きな活動を積み重ねてきた人に光を当て、「推薦」「支持」という形で擁立することが出来ていたら、結果は大きく変わっていたと思う。

【3】「オリーブの木」を育てる

有権者が一番望んでいるのはこれだ。各党が利害を超えて選挙において一つになる。共産を含め、反自民、反原発、反TPP、反軍国主義改憲などで一致できる政党が、その一致点における政策協定を結び、相互に選挙協力をしていく。

できるはずなのにしない。このことに、有権者は少なからず失望をおぼえている。国民の願いをそっちのけにして自分の党のことばかり、ならばもうお前なんか知るものか。そういう反発が、低投票率の要因の一つになっている。私は、有権者との対話を重ねる過程で、その批判を強く感じてきた。

国民は、反自民の受け皿になる大きな「オリーブの木」を望んでいる。チャンスを逃すな、各党!!

☆    ☆    ☆    ☆

 
以上が、私なりの参院選の総括だ。この意見に耳を傾け、新たな党建設に着手したいと思う政党があるならば、私は無党派のポリシーを棚上げにしてでも、その党に協力したいと思う。聞く耳を持ってくれ、各党。

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